④迷子の二人

迷子の二人

デンマーク『うわぁぁ…ってドイツ！日本！おぅおぅどしたァ？ドイツ、お前んとこの橋の調子はどうだァ？』

日本『いきなりケロッとなされた…ッ』

ドイツ『デンマーク、橋は順調だ。それよりお前は大丈夫なのか？』

デンマーク『ん？俺は今日も元気だァ。今そこのでかい熊と戦ってたんだべ。したらいっきなりドーンつってバーンっつてェ、何じゃこりゃぁ！？って訳なんだァ。いやー俺ってこんなに強かったんか？っつって自分で自分に驚いてたんだべぇ(早口)』

日本『ハ、ハハ…あの…誠にすみません』

デンマーク『何で謝んだぁ？』

日本『実にすみません』

ノルウェー『あんこ。俺、人見知りさ激しいんでェ。帰りて』

日本『ノルウェーさん！ノルウェーさんもいらしてたんですね』

ノルウェー『日本、お前もいたんか。そりゃ調度い、あんこに火ィ付ける方法とかねぇの？』

日本『申し訳ありません。善処します』

ノルウェー『…チッ』

ドイツ『所で、聞きたいんだがイタリアを見なかったか？』

デンマーク『おぉ一緒だべ！俺も聞きたい事あんだよォ、アイスランド見なかったかぁ？』

ドイツ『(驚愕)質問したら質問で返された…ッ』

ノルウェー『ただのアホなんだよぉ』

日本『そ、そうですね、アイスランドさんは見ませんでしたよ』

デンマーク『そっかぁ残念だぁ。見ねかったか…そ言や俺もイタリアは見てねぇなァ』

日本『そうですか、ありがとうございます。お二人は今どこかに向かわれている所ですか？』

デンマーク『お、おぅ！これから船の方さ行こうかなっつって、』

ノルウェー『迷った』

デンマーク『ま、迷ってねぇべ！』

ノルウェー『迷った。あんこの後さついてったら迷った』

デンマーク『迷ってねぇが！どっちかつったらオメ探してる方だベ』

ノルウェー『あー迷ったぁ～あんこのあんぽんた～ん』