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親の話題になっても、
私が話すのは当たり障りのないことばかり。
そして、
友達に気付かれないようなギリギリのところで、
いつも話題を変えようと必死になる。
なんとか親の話から逸れようと
他の話題についてのありったけの私の記憶を駆け巡らせる。
だけど、
それだって細心の注意が必要である。
友達にそれを気づかれてしまえば、
お終いである。
そんなことを考える自分も嫌だ。
それに疲れている自分も嫌だった。
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