第1章    疑心暗鬼

8/8
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
家族の間で価値観が違うとしんどいものである。 それが極端であれば、 相当にしんどい。 そして、 それが自分ひとりであれば尚更にキツイ。 家族の中にいて、 自分一人というしんどさは 想像を遥かに超えるものである。 疎外感、 孤独感、 孤立感、 無力感。 そこに生まれるのは、 負のものばかりである。 情けなさ、 虚しさ、 怒り、 嫉妬。 そこに生まれるものに、 プラスのものは到底ない。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!