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「恭弥が生徒会長だからって別に生徒会に入るって事にはならないでしょう」
「あぁ、まぁな。でもなんかお前らはアレなんだよ。どんなときでもセット、みたいな」
セットって…。と苦笑しながら恭弥の立つステージに目をむける。
そしてしばらく眺めてからまた口を開いた。
「そろそろ俺も恭弥離れしないといけないんですよ」
「あ?別に幼馴染から離れなくてもいいじゃねぇか」
「や、まぁそうなんですけどね」
これ以上恭弥と一緒にいるといざという時に離れるとなったら離れられなくなるじゃないですか。
そんな言葉をのみこみ、再び前を向いた。
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