第一章

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「皆に言われるんですけど、それ。なんでですかね」 「いや、そりゃあアレだろ。お前の幼馴染」 苦笑しながら委員長はそう言った。 その瞬間、ホール内に歓声がわいた。 「っ、耳がいたい…」 「ほら。お前の幼馴染がでてんぞ」 委員長が指をさした先には、俺の幼馴染。 そして、この学校の生徒会長でもある 東雲 恭弥(しののめ きょうや)だ。 堂々とした振る舞いで新入生に挨拶の言葉を贈る。さすが会長というわけか。
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