第1章 神父の子

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図星をつかれたことが何より恥ずかしい。 「結構です!そんな……」 悪戯にタイを緩めて 胸元を肌蹴ようとする好色に 思わず僕は声を荒げた。 「おっと神父の息子がムキになるなよ――」 完全に遊ばれている。 まさに思うつぼだった。
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