第1章 神父の子

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それからも ぼんやりソファーに座ったまま 握った拳を睨んでいた僕の傍らで――。 「早乙女先輩!僕にもキスして下さい」 「ずるい!僕が先だよ」 「いいえ僕を。どうかこのクラブのメンバーに!」 寮長の早乙女を筆頭に いかがわしい饗宴は続いていた。
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