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テーブルには数名の同級生。
どうやら同じテーブルに配置された面子は、全員同じ中学校出身の女性メンバーのようだ。
「噂では聞いてたけど、随分激痩せしたねぇ。
体調は大丈夫・・・?」
「うん……。
ちょっとダイエットしすぎたかな?
昔はあんなに太ってたのにねぇ。」
同級生たちの声に促されるまま、私は自分の席に腰を下ろした。
視界の中に雄哉の姿はない。
私は席次表を開き、彼がいるであろうテーブルの位置を確認した。
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