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ナンバー1。
店長のハルト。
息を吐くように女性を褒めろ! という精神で、美容室を開店した。
仕事も私事も、どこまでも女性尊厳のフェミニスト。
女性客マリコとの、恋人ごっこにハマっていた。
ナンバー2。
従業員の、トオル。
なんだかんだで、仕事のできる男、店長ハルトを尊敬している。
女性を褒める言葉が、だんだん出るようになってきたところ。
本来は照れ屋だけれど、仕事は仕事、と割り切った。
ナンバー3。
アルバイトの、チャー坊(ぼう)。
専門学校を優先のため、入(はい)れる時にシフトする。
先輩二人をリスペクトする、まだ駆け出しのシャンプーボーイ。
女性客からは、将来有望だとかで、子猫扱いされていた。
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