第1章    違和感の出現

5/9
前へ
/14ページ
次へ
とにかく結果論から言えば、 私は知らなかったのである。 妹からすれば、 自分のことはもちろんのこと、 自分の旦那のことを言われたと思ったのではないだろうか。 事実、 私は自分の記憶を辿れば、 どっちでも解釈できるように言葉を選んで 話していたことは間違いない。 言わば、 少しばかりの計算は入っていたのだ。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加