悪夢の夜

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そもそも昨日は、雅樹と付き合って1年記念だった 雅樹は仕事の都合で遅くなるから、また日を改めてって言ってたけど、折角の1年記念なんだから、何処かへ出かけたりしなくても、2人一緒に居たかった私は、合鍵で雅樹の家に行き、サプライズで、ごちそう作って待ってたのに 雅樹がくれた1年記念のプレゼントは、浮気の証拠だった ―――― ――― ―― ご飯を作り終え、テーブルにキレイに並べると (そろそろ帰る頃だな) 時計を見ると、9時を回っていた 驚かせたかったので、玄関の鍵をして、部屋の電気も消して雅樹のベッドに潜り込んで待機していた 待ってる間、つい、うとうととしていたけど ガチャガチャッと部屋の鍵を開ける音が聞こえた (帰ってきたぁ♪) 携帯の時計を見ると、10時を回っていた (こんなに残業?大変だな… 雅樹、驚くかな///) ドキドキしながら、待ち構えているのに、一向に入って来る様子がない…
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