モノを書き始めたのは…家賃2万5千円が払えなくなったから。

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「いつだって、キミのこと見上げたら」 <ビョーキみたいに真っ青でしょ> 「僕がちゃんと生きられないのは、 キミのせいだ」 <あら、私のこと 心配してくれるの?> 僕はソラに欲情している。 「ベリって剥がしたら、 キミの向こうに何があるんだろう?」 <空っぽよ> ソラはフカンショーのふりするけど 「何にも無いとこにさ、 どうして、こんなふうに 製本工場とか、ロマンポルノとか、 銀河とか 何でもかんでも有るんだよ」 今、ジミ・ヘンの手の先から そのままストラトが生えてて そいつに自分でガソリンを ぶっかけて燃やしてるとこ。 ソラのスクリーンなのか 僕の三半規管のステージなのか 区別がつかなくなってきた。
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