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気付いた時にはもうおねえちゃんは隣りに住んでいました。
おねえちゃんにはお母さんがいません。
ですから、僕の家によくご飯を食べに来ます。
彼女がそばにいること。
――僕にとってそれが当たり前だったのです。
いつから好きだったのか
どこで好きなったのか
訊かれると困ります。
僕はまだ14年しか生きていないのですから。
おねえちゃんに聞いたらわかるかもしれません。なんせ、おねえちゃんは僕より12つ年上のOLです。オフィスのレディなのです。
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