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「・・・大丈夫ですか、ツカサさん」
「んっ・・・、だいじょうぶです」
「それは良かった。あ、すいませんいつまでも」
俺は名残惜しいがすっと手を話した。
さっきの身を捩ったツカサさんが最高に可愛くて禿げ萌えた。
なんだろう、俺SEX目的で来たつもりだったけど、
こうやってイチャイチャしてるだけで・・・幸せかもしれない。
「あ、付いたみたいです。」
「あ、はい、・・・あの、理事長室では、俺、ひとり、ですかね」
少し後ろを歩きながら困った風に言ってみる。
「えぇ、多分。ワタシは理事長室まで案内を頼まれただけですから。」
「あぁ・・・やっぱりそうですか・・・」と眉を下げてみせる。
「緊張しますか?」
くすくす笑いながらそう言ったツカサさんはなんとも可愛らしい。
「はい、緊張してます」
そう言い切るとツカサさんはまた笑った。
(かわいいいいいいいいい!!)
「あ、着いちゃいました、ここです」
(あー残念・・・もっと一緒に居たかったのになぁー)
残念そうな顔をしたままお礼を言うと俺は理事長室に入った。
「・・・はぁ、驚いた。あんな綺麗な人がいるなんて・・・」
副会長はひとりつぶやいた。
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