「はじまり」

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眼を覚ますと いつのまにか 病院のベットの上で 隣には俺の手をつないだまま寝てるユリがいた 「・・ずっといてくれたのか」 俺はこの謎の少女に 不思議な安堵を抱きながら 彼女の髪をなでた ユリは気持ち良さそうに 眼を覚ますと 「おきたのか?」 俺はめずらしく笑みを うかべ 「ああ」 と言った ユリはその様子をみると 安心したように 「そうか」 と言うと 俺の横で再びうたたねを した
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