第2章

8/8
前へ
/20ページ
次へ
少年は 自分のことも 少女のことも 何ひとつ知らなかった。 知るのは、この世界のごく一部だけ。 それでも存在していられたのは 他でもない、少女が 何も、知らなかったから。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加