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「高峰さんはネットでこのお店知ったんですよね? 怪しいと思いませんでした?」
「まあ、ちょっとね。でも駅でショウを見たとき、大丈夫だってすぐ思ったよ」
「ふふ、ありがとうございます。みなさん不安かと思って。初回は出来るだけ駅まで迎えに行くようにしてるんです」
「あぁ……」
普段人には聞かせないであろう特別な声を漏らして、男は体を火照らせた。
蒸しタオルで身体の裏面を隅々までふき取って仰向けに返す。
体を温めるように手のひらで優しく胸をなでる。
リンパの流れに沿ってゆっくりと腹部まで手を下ろす。
触れてもいないのに、高峰さんのものは腰にかけたタオルを持ち上げるくらい、硬く反り勃ってる。
「下、タオル外しますね」
人に見られることを意識した下腹部。
……恥ずかしそうにしてるけどこれ系のマッサージ、他にもけっこう行っていたのかも。
足の付け根に手を滑らせ、性器に腕をかすめるようにして、丁寧になでながら性感帯を探る。
リラックスしていたはずの下半身に力が入った。
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