エピローグ

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そして彼は私の耳元に唇を寄せて囁く。 「生意気言ってるとキスすんぞ」 「!!!」 「だけどやっと夏樹って名前で呼んでくれたから、今日は勘弁してやる」 やっぱり私の彼はちょっと意地悪な鬼神様だ。 だけど誰よりも優しくて、誰よりも私を大切にしてくれる鬼神様。 まだまだ始まったばかりの私と彼だけど。 きっとこれからたくさんの初めてを彼と共に知って行くんだと思う。
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