第2章 白百合の君
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「いいか諸君――僕が気になったのはむしろカップが割れる前の話だ」 預言者のように大仰に 胸に手を当て人差し指を立てて 早乙女は静まり返った室内を見回した。 「なあ君、さっき言っただろう?尻尾踏まれたポメラニアンみたいな声でさ――」 先刻の笑顔はない。 思いつめた顔をしてマナに詰め寄る。 「やめて下さいって?……あれは何?」
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