第1章

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「ヤバいって?」 「以前取締役に直に会いに自宅に行った奴が帰って来なかったって噂があるんだよ」 「どうして?」 「なんか三森家の豪邸の中は滅多に入れないようなんだけど、勝手に入ると二度と出てこれないんだと」 「何それ、下らない」 「でも現に父さんが帰って来ないだろ」 全員黙ってしまった 「ー三森がお父様を監禁したの?」 美鈴はいてもたってもいれずに 立ち上がった 「おい!美鈴!!待てよ!!」 「美鈴、何する気?」 美鈴は地図を持った 「だって私のせいだから」
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