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-春樹-
あいつがいなくなってからも
俺は動けずにいた
『みーっつっけた』
たったその一言で。
あいつの口が大きく歪んで
目がすごい
”愛おしい” ”壊したい” ”殺したい”
そんな感情がグルグル回ってるような感じ・・・・
だと思ったら
自我取り戻したように
『すいませんでしたああああ!!!!』
って走っていなくなるし・・・・もう・・
「クソッ・・・なんなんだよ・・・・」
俺ペース乱されんの嫌なんだよ・・・・
もうおこなんだけど・・・・
まあ、あいつに怪我ないならいっか、
そろそろ戻らなきゃ((ガラッ
『ふふ~ん♪今日は抹茶ケ~k・・・・』
「あ、水城ちゃ~ん♪」
『お前その格好・・・・・ここでヤるなっての』
この、甘いもの大好き甘党さんは
東条水城-Toujyou Mizuki-
俺にすんごい冷たいけど
たまにおやつくれるからいい人だと思いたい。
一応保健医な
「失礼な~、ちょっと暑かったから脱いだだけじゃ~ん」
『・・・っち・・・・早く着て帰れ』
「ひっど~い、ハイハイ帰ります帰ります~っと』
『一つ聞くが、”襲ったのか” ”襲われたのか” どっちだ』
え・・・これで襲ったって言って報告されても困るし
襲われたって言って事情聞かれるのもだるいし・・・
ここは退散するに限るな。
「ん~・・・・・・・ご想像におまかせしまぁ~す?
じゃぁ~ね~♪』
-いなくなったその頃-
(会計攻めが好きだが・・・・
あいつなら受けでもいけるな・・・・
いや、待て自分。・・・・
誘い受けか?!
いや、あいつならありえない話ではない?
だが、俺はあいつの総受けを望む!!!
今は生徒会入って、
順調にその道を進んでるからな。
応援するぞ、春樹。
もっともっと萌えをくれぇぇええ!!!)
『うむ・・・・今日は幸せだ。』
保健医は腐男子だった。
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