第一章 Silva

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そう、あの事件の後に俺は後悔し続けたんだ。 大切な親友を失ってまで敵を倒したのは正しかったのか。 ゾンビの群れ相手に舞羅と和紀を庇いながら戦わせたのは自分の責任だって。 軽量そうな白銀の翼、武器を仕込まれた四肢、そして5年という月日が容姿を変えてしまったが、あの首元のホクロは正に真一だった。
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