第1章

2/5
前へ
/50ページ
次へ
西暦2xxx年 かねてから問題視されてきた資源問題が各国で深刻化し、それを巡って戦争が勃発 だが、今の世界の技術力をもってすれば地球全体を更地にすることなどわけはない それによって数少ない資源が失われてしまうことを各国は恐れた そこで世界が目をつけたのが宇宙 ここ数百年で急激に進化を遂げた科学技術をもってすれば難しくはない 連合国軍、共和国軍による戦争、コスモス戦争は熾烈を極めた 数で上回る共和国軍が有利かのように思われていたが、世界一の軍事力を誇る帝国オスカー含む連合国軍が戦闘力で上回り、実力は拮抗した 戦争はいつまでも続くかのように思われたが、もちろんそうはならなかった 軍事に力を注げばもちろん民事は疎かになる 大量に兵器を生産する各国に金銭面の余裕はなく、国民は食もままならず衰弱して行く この状況を受け、平和主義国である和の国が動く 中立国であった和の国が共和国軍に急遽参戦 連合国軍側は驚くが、正直戦況に変化はないだろうと思っていた だが、コスモス戦争はそれから3日も経たずに終結した
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加