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おっす
おら昭人
高城昭人(たかしろ あきと)
名前で気づいた？
なんと、あの天才科学者の息子なのでーーーーーす！
まあ、すんごいどうでもいいが
親父は頭はいいけど、それ以外はバカだ
そりゃもうえげつねえっすよ
まあいくつかそれを物語るエピソードはあるが、めんどくさいから割愛します
まあでも今の平和があるのが親父のおかげってのはわかってるからすげえ感謝してるし尊敬もしてるがな！
まあそんなことより……
「おいこら昭人、そろそろ行かねえと遅刻すんぞ」
親友の声によって我に返る
「おうおう、わりぃなカズ
今行くから待っててくれ」
急いで支度をし、テーブルに置いてあるパンを口にくわえる
「あ、こら昭人！！
座って食べなさい！！」
「いふぉいんでんふぉ！！
んふぁ、いっふぇふぃまふ！」
急いでんの、行ってきます！って言ったつもりだけどわかった？
母さんの制止も聞かずに急いで家から飛び出す
そこにいたのは…
「はいはい、イケメンイケメン」
「なんだよお前いきなり…」
俺の親友、桜井和久(さくらい かずひさ)
こいつの親父が俺の親父と同僚らしく、小さい頃からずっと仲良くしてきた幼馴染兼親友
イケてるメンズとはこいつのことを言うためだけに生み出された言葉なんじゃないか、ってくらいのイケメン
いつも爆ぜればいいのに、ておもってる
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