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「こんな目に遭うんだっての。ちょっとは自覚持て。んで、気ぃ抜くな。」
「ぅっ……は、はぃ」
てか、距離が近すぎて落ち着かない。
あわあわしながら身体を後ろに引くも、腕で囲われているせいで無理だった。
そんな俺にむかって、さらに面白そうに顔を近づけてくるリュウ。
そして、えらく圧力のある笑顔で言った。
「わ か っ た な 。」
「は、はいっ!」
俺の良い返事に、ようやく納得して離れてくれた。
ほっと息を吐く。
ちょっとやり過ぎな気もするけど、身体をはって教えてくれたんだな!
リュウがこれだけ言うのだ。
正直まだ実感はないけど、気をつけてようと思います…。
珈琲を飲んだ後、リュウは帰って行った。
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