梅雨

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「てか、ハルちゃん今日から夏仕様じゃん!なんか、眩しー!!」 「ははっモモちゃん大袈裟だよ」 「いやでも…、晴君の爽やかさが増したよ!」 キラキラした目で俺を見ながら、真面目にそう言う槙君。 なんか、照れる…。 出会ってから、こうして一緒に昼ご飯も時々食べるようになった。 槙君はとても可愛いくて、俺の癒し系で、すぐに仲良くなれた。 「あ、今日クッキー持ってきたんだ!良かったら食べてね!」 「作ったの?」 「うん!お礼用に焼いたんだけど、いっぱい出来ちゃったから」 「へぇー。」 「やたー!! ハルちゃんの手作り~♪」 「嬉しいなっ!僕、甘い物大好きなんだ!」 「…早く食べたい。」 「いや…。とりあえず、飯食おうぜ。」 「「「「「いただきます」」」」」 ご飯の後、クッキーはあっという間になくなっていく。 味はプレーンとチョコと紅茶味。 みんな美味しいって食べてくれて、素直に嬉しいかった。 「あ、リュウ…」 「ん?」 みんながクッキーに夢中になっている間に、チョンとリュウのシャツを引く。
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