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午前一時半 俺が時間通りに学校についたら、他の三人はもういた 「遅いよ、優!!」 「秀也うるせぇ」 「二時になっちまうぞ~」 「和希、俺はちゃんと指定された通りの時間に来た」 「五分前行動大事ぃ」 「瑠璃、どこの小学校の教師だ」 ここにいる全員、高校二年生だからな 「はい小さいことは気にしない!!」 「叫んでんなよ煩いな…今何時だと思ってんだし」 「辛辣っ…」 「俺の通常運転だよ」 「あはは、面白いのは大変に素敵なんだけど、これ以上は話が進まないからポーズ宜しく」 和希が場を上手くまとめた 流石とは言わないが 「秀也説明宜しくね」 瑠璃が秀也を促した 連携プレーってこういうことをいうのか… 「うすっ!! 取り合えず、二時の数分前に神社に着くようにして、二時になったら何が起こるか検証しようぜ」 「「りょーかーい」」 かくして、こんな軽いノリと中途半端な行動力から、この土地のタブーのような場所に向かうことになった
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