2人が本棚に入れています
本棚に追加
ピンポーン ピンポーン
「何だよ。こんなに朝早く」
僕は時計を見た
「げっ、8時だ!」
(朝7時には起きる規則である)
「寝坊した
ごめ~ん」
「のび太、大変だ」
スネ夫が慌てて部屋に入って来た
「静香ちゃんが居ない」
「なんだって!」
僕は急いでオペレーションルームへ向かった
オペレーションルームには郷田君が居た
「ドラえもん、静香ちゃんは何処へ行ったんだ?」
「静香ちゃんは朝7時に植物採取の道具を森林地帯で忘れたのでバギーに乗って出掛けました」
「静香ちゃんは60キロ先の森林地帯にいます
通信が不能状態でトラブルがあった模様」
「ドラえもん、出発時刻を延ばしてくれ」
「残念ながら、それは出来ません
静香ちゃんが戻らない場合は置いて出発します」
ドラえもんは最高指揮監督者なので逆らう事はできなかった
「ここからだと往復で2時間は掛かるから救出に向かってもギリギリだよ」
(スネ夫)
「静香ちゃんが戻って来るのを待とう」
(郷田)
「いや、僕がバギーで行くよ」
(のび太)
こうして僕はバギーで一人で向かった
最初のコメントを投稿しよう!