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(静香ちゃん、なんて馬鹿な事をするんだ。)
植物採取の道具を忘れた位で…
出発時刻は静香ちゃんなら変更出来ない事くらい解るのに…
僕はバギーを走らせ急いだ
朝の9時頃、静香ちゃんのバギーを見つけた
しかし、静香ちゃんは居なかった
「静香ちゃーん、静香ちゃーん!」僕は大声で叫んだ
「のび太さーん」
僕は静香ちゃんの声する方向へ森の奥へ入って行く
そこで見た光景は…
静香ちゃんが網の罠に掛かって木に吊されていた
「のび太さん、助けて」泣いていた
「今すぐ、助けるよ」
僕は木にくくられているロープを解いて静香ちゃんを助け出した
「の、のび太さん、ごめんなさい」
「そんな事より早くドラえもんの所へ戻ろう」
バギーの所へ急ごうとした時、森の奥からガサガサと音がした
僕たちは慌てて茂みに身を隠した
そこで見た者は…
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