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ーーーー瞬間。
辺りは一気に闇と化し、足元が崩れ落ちる。
「ああ、こうゆうのを、ラノベとかだと、暗闇に沈んでいくようだった、とかって表現されんだろな。」
目を閉じる。
「ああ、マジだ。マジで落ちてってるみたいだ・・・。ん?」
気分はドン底。
それが具象化されたかのように、どんどん落ちていく。
そう・・・実際に。
「あれ?マジで落ちてね?俺。
え、どこに向かって落ちてんだ。俺が居たのは3階。ってことは2階の床にぶち当たるはずなのに、なんで当たらねぇ?え・・・。」
めまぐるしく脳を回転させる。
が。思考がかたまる前に、さらなる違和感に襲われる。
目を閉じていても分かるくらい・・・
光に包まれた。
ーーーーーーーーーーーーーー
「・・・。は?」
それはそうだろう。
外は夕暮れのはずだったのに、
今感じている光は、真夏の日差しの如く強い。
おそるおそる、目を開けーーー見開く。
そこにはーーーー。
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