第2話
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「どうぞお構いなく」 彼のお酌をやんわりと断り、部長の隣に腰を下ろした。 「二次会、佐藤の行きつけのバーに行くらしいですよ。その後はカラオケとか言ってましたけど」 「そう?」と言った後、素っ気ない態度の私を気に留めることもなく、話す相手を部長に変える神崎さん。 「お2人も行きますよね?」 彼の言動が、いちいち気に障る。
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