1☆婚カツハッピー

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私の言葉に、おもっくそ彼は大笑い。 「ワッハッハ!(笑)トシコさん、可愛い顔して、結構面白い事を言うんだね」 「人生、楽しくなきゃ。つらい事、忘れられないんじゃ勿体ないですもん」 「確かに共感」 ほらね、また意気投合。 やっぱり、気の合う人って居るんだね。 意外な所から、ヒョッコリ現れてくれる。 今夜は妙に楽しくて、たくさん自分の話をしてしまった。 あれやこれやと質問されて、 「どうして聞くの?」 だなんて、思い上がった発言連発してやったら、 「トシコさんの事が気になって。最近じゃ、夜も眠れないくらいなんだよ?」 案の定、この狙い通りのセリフに、予測していた癖に、恥ずかしくて赤面。 「どうして?」 またまた、こっちから意地悪に聞いてみる。 まさに、小悪魔大作戦! 「えぇっ?まさか、この先を今ここで言わせる気?」 私は笑って、 「まだその先に何かあるの?」 覗き込んで聞いてみる。 「いやぁ、まいったなぁー…」 そして私は、 「えっ?何が?どうしたの?」 サッパリー??? みたいな顔してみるの。 もちろん、わざと。 性格が悪いんじゃなくて。 これは、女の引き出しテクニックよ!
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