第1章マイナス

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確か、学校が終わって…放課後 友達と帰ろうとしていたら校舎裏に呼ばれたんだ、女子達から   友達に冷やかされながら、先に帰っといてと言って 告白されるんかな?と思いながら 上履きを履き替え校舎裏へ     すると複数の女子達、と… あまり仲のよろしくないゴリラ女… ゴリ子ちゃ…いや、雌ゴリラがいた あれ?動物園から逃げ出してきたのか? とかふざけた思考をしながら  複数の女子達に引っ張られ 雌ゴリラの前へ なんだ?調教でもしろってか? つーかそこのお前!逃げ道塞ぐんじゃねぇ! なんで女子は集団で囲むんかね? 告るにしても一対一なのが普通じゃね? 勘違いだったらウケる!     雌ゴリラと一対一…一対一匹もいやだけどさ…動物園の飼育員さんマジ尊敬します この目の前のゴリ子もとい、ゴリラを複数なんて…考えただけでバナナとリンゴ献上して逃げ出す自信がある!       前にいる雌ゴリラはもじもじしながらなにか言いたげにしている 俺は一言 『なにか用?』 周りの女子は 「早く言いなよ~」 と、雌ゴリラにはやし立てていた。       雌ゴリラは 「…何でもない、行っていいよ」 そう沈んだ感じで言ってきた
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