第1章マイナス

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小説なら帰り道に魔法陣やら幼女が車に引かれ、とかで転生とかぢゃね?   「残念だけど不正解だね」   突如背後から声がしたらビクッとなるだろ?当然俺もビックリしたよ、真っ裸で(笑) 振り返ると…    『あれ?誰もいない…』   すると何もない空間だったはずのここが 見渡す限り一面の原っぱに変わった!   『ぇ?なんで…』   地平線まで見渡す限り芝生だ 地球、日本じゃまず無い光景だ とりあえず葉っぱでも何でも隠す物が欲しい、何で芝生なんだよ     「まず君は死んだんだよ 記憶がないのは強いショックを受けてその時の記憶とかが飛んだんだ」 また後ろから声がかけられた 今度もビクッとなったが振り返ると 羽の生えた男と女とも、若いとか老いているのかも分からない人がいた     『ボクサーによくある症状…』   俺が先ほど聞いたことを頭で理解すると呟くようにその言葉が出た   『ん?死んだ?』     これは…もしかしなくても手違いで死んだとかで転生ルート突入?!     「そう!死んじゃったんだよ君は」 ケタケタ笑いながら不思議な人は俺に真実を告げる
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