第1章マイナス

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『な、なんで…』     慎重に…冷静に…間違えずに…まず手違いを聞き出して羽千切りに、そしてチート能力を貰う!が、それよりまず服だ!     「暇だったから僕が殺した   君転生してみない?」   へ?あれ?聞き違いかな?手違いは? 真っ裸なのも忘れそうなぐらいインパクトあるんだけど   「ん?聞こえなかった? じゃぁもーいちど   暇つぶしで僕が殺した 生き返らせてやるから違う世界いけよ」   ブチン!! 頭の中でなにかが切れ…弾け飛んだ   『ふっざけんじゃねぇぞごるああぁぁあ!!!』   叫びながら不思議な奴の後ろにフルチンで回り込み羽骨を鷲づか…ドチャドチャ     一瞬の出来事だったが理解してしまった、不思議な人の羽をヘし千切ろうと掴んだ瞬間両腕が切れ落ちた 血は吹き出しているが痛みは不思議と無い、ジンジンするくらいだ 脳の痛覚処理が追いついてないんだろう 「君の代わりなんていくらでもいる   君の世界で1日何人死んでるか習わなかったのかい?   選ばれた幸福を喜ぶならまだしも手を出すなんて…悲しいね」     ケタケタ笑いながら不思議な人は俺の両足を弾き飛ばし俺は達磨のように芝生に転がった 血潮のかかった笑顔で迫ってくる…そこから先はもう分からない 服着せてよ     「あー、めんどくさっ なんでここに連れてきた奴ってこんな奴ばっかなの?   手違いとかで死ぬわけ無いぢゃん   ったくこれで3人目?違うこと言えないのかな?」
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