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序章のタイトルは“貴方が私にくれたもの”。
主人公目線で描かれる回想シーン。
恋愛ポエムのような最初の一文は、ほんの一瞬で俺の胸を激しく抉った。
ドクンと熱く脈打つ。
かつて俺は、これと全く同じ台詞を言われた事がある。
―――
もっと早く出会っていれば……―――
何度後悔しただろう。
出会った事、好きになってしまった事を。
だけど、これも運命。
きっと私たちは結ばれない。
出会ったあの日から、ちゃんとわかっていたはずなのに……―――
―――
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