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…なんて返そうか… 返答に迷う質問がきてしまった。返答を間違えると、最悪、強姦の主犯にされかねない。それを回避する為必死に考えるも、良い案は出てこない。 ……仕方無い…もう最悪強姦の主犯にされなければ何でも良いか。少し印象を悪くしてしまっても、どうせもう会えない…会わないんだし。ついでにラップ音の事も誤魔化しておくか。 「…え~と、実はあの資料室で授業サボって寝てたんだよ。 で、…その…宮野君達が入って来た音で目が覚めて…吃驚したよ。 慌ててラップ音鳴らして………」 「…ちょっと待ってください。ラップ音鳴らして…?」 俺のバカァァァァァ!! だが、まだ誤魔化しは出来る筈だ。頑張れ俺!! 心の中で嘘がつけない己を罵倒し、まだ誤魔化しが出来る筈だと囁き、エールを送った。 「…俺、心霊現象が大好きでよく心霊スポットとかに行ってラップ音録音してくるんだ」 …言い訳が酷すぎる…心霊スポットそんな頻繁にラップ音鳴ってねぇよ!!なんだよ、ラップ音の録音って…! 自分で言ったことだが突っ込まずにはいられなかった。 これは流石に言い訳として成り立たないだろう。即座にそう思った矢先 「へぇー…結城さんもなんですか…」 「はい?」
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