153人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
「…………
…里奈……
…お前、さっきの男好きだろ…?」
「はぁ!?
いきなり何を言いだすの!?全然、そんな事ないし…!」
突然の拓磨の質問に慌てて否定する
拓磨はククッと軽く笑って
「そうか…
あいつが、お前が好きになった男かぁ」
「だから、違うって言ってんでしょ!!?
何を根拠に、いきなりそんな事言うのよ!」
「…根拠!?
その、ムキになってるトコだな ハハッ」
そう言われて、言葉が詰まった
「…そんな事無いし…」
小さくそう呟いた
「アイツだろ?
アイツと寝だして、こっちは音沙汰無しになったんだろ…
あーー寂しかったな…」
「……
…なんで…拓磨には分かっちゃうの…?」
「おっ!?
素直に認めたか?(笑)」
最初のコメントを投稿しよう!