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(やだ!!やだ!!
拓磨、断って!!)
願い虚しく
拓磨は、2人から誘われている手前か、私へのイジワルなのか…
「じゃぁ、折角なんで一緒に飲みましょう」
とか言ってしまい、結局4人で飲むハメになってしまった…
カウンターに4人並び、改めて乾杯をする
(おもしろくない…
何の為に、今日拓磨の誘いに乗ったのか…
これじゃあ、全く意味がないじゃない…‥!)
ヤケになって、お酒を一気に流し込む
「お代わり!」
その様子を見ていた遥が
「瀬戸さん、お酒強いんですねぇ
私は、ちょっと苦手で…
甘いカクテルしか飲めないんです」
(ハッ
じゃあ、飲みになんか来なきゃいーのに…)
「ハハッ、こいつ昔から強いんだよなぁ
里奈~、女は遥ちゃんみたいに可愛いい所を持ってないとダメだぞ(笑)」
拓磨が話に乗っかってきた
「えっ?
飲めない事がいーんですか?」
「飲めない事がと言うか、酒に弱いって事はスキがある感じで可愛いいだろ(笑)
里奈みたいに、いくら飲ませても全然素面だと、スキが無くてつまらないだろ(笑)」
(拓磨め…
好き勝手言ってくれて~)
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