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「何で、皆笑うの!?」
「いやぁ~、遥ちゃん面白い子だね~
急に真面目な顔して、吟味されたかと思えば、社長は未だしも、ホストって…クククッ
俺、ホスト通用する?(笑)」
遥かの天然っぽい言動が、ツボッた
本人は、至って真面目に答えてるから余計に面白かった
「違うんですか?」
「俺のお仕事は、ドクターってやつだね」
「え~!?
お医者さんなんですか?」
「そう!
遥ちゃんなら、いつでも診てあげるよ♪」
「拓磨、言い方いやらしいよ…‥」
呆れながら突っ込むと
「何だ?
妬きもちか?心配するな!!里奈も遥ちゃんと一緒に診てやるぞ(笑)」
「妬いてもないし、心配もしてないけど!」
「釣れないなぁ~
じゃあ、俺は裕也くんで我慢するか♪(笑)」
「川崎さん、俺もカンベンです」
「川崎さんって…、君硬いなぁ~
拓磨でいいよ」
「呼び捨てはちょっと…
じゃあ、拓磨さんで」
(ちょっと!ちょっと!!
何、そこ仲良くなってんの!!??)
「瀬戸さん、瀬戸さん!
私も里奈さんって呼んでいいですか?」
「え?」
今度は遥もそう言って来た
断るのも変だし
「えぇ…」
「好かったぁ~
私も下の名前で呼んでくださいね♪」
(なんなの…?
このノリは……)
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