作って取って異世界の森

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ふと、店の中を見渡してみるとあるものを見つけた。 そう、白いパンだ! よく見知ったコッペパンのようなパン! まぁサイズは小さいけど。 値段は1! 「母様!母様! 白いパンです! 黒いのと同じ値段です!」 「白いのが食べたいの? 数字が読めるなんて凄いわ。 次は文字を覚えましょう。」 そういって数字の前の模様を指さす。 あれって¥とか$みたいなのじゃないのか? 「あれは銀と書いているのよ。 黒いのは銅。 銀貨1枚は銅貨100枚なのよ。」 1万って高いわ! 「残念です。」 「ごめんなさいね。 でも学校に行けば食べられるわよ。」 「学校ですか? 計算と文字習うところです。」 「そうね、平民が行く学校はそれだけしか教わらないわね。 でも、魔力もちのいく学校は魔法学園。 貴族やお金の持ってる平民しかいけないのけれどママのお友達が学園の偉い人なの。 だから特別特待生っていう枠であなたたちも入るのよ。」 学園きた! なんでも10歳から行くらしいけど貴族の生活が体験できる! そもそも学園ってめちゃくちゃ王道だ! 「学園楽しみです!」 「ふふ、そうね。 さて、次はナイフを見に行きましょうか。」 「はいです!」 母に手を引かれ店を出てナイフを売っているところ、何故か見るからに武器屋なところにやってきた。
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