第8話

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「気持ち良い?もう2回もイっちゃったね」 「んっ、う、んっ・・・」 頷くと、より深くなかに入ってくる。本当に串刺しにされそうだ。できるならそうしてほしい。心臓が止まるほど強く貫いてほしい。 「好きっ、好きだよぉ・・・!」 「分かってる。俺だって広樹が好きだ」 甘い声でねっとりと囁かれる。それだけで身体が震えた。恐怖からでも嫌悪からでもない、喜びからだ。もっともっと言って欲しい。他の人間なんか入り込めないくらい、自分を愛してほしい。
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