第2話

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退屈な時間を少しでもまぎらわせるため、時折こういう下ネタ話をすることがある。もちろん客がいる時にはしないが、同じ年頃の男が集まれば、大体話題はこんなものだ。   「ヤりまくってはいないですけど、でも、その・・・はい」 俯いて、制服の胸元の辺りを両手でつかむのは、照れている証だ。こういう下手に誤魔化さないところが周防の長所でもあり、短所のような気がする。
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