合格者

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「俺にもまだ分からない、俺も3回目は初めてだからな」 桃山さんの言葉に俺達も返す言葉はなかった 「他に俺が知っていることといえば……」 桃山さんはフェンスにもたれ掛かり空を見上げた 「あ、あの……北城先輩のことは?」 誠吾がおそるおそる聞いた 「ああ、北城はもう試験が受けれない。アイツは終わらせたんだよ……」 そう言うと桃山さんはどこか寂しそうな表情を浮かべた
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