終わりの始まり

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翌朝 寮から学校は歩いて10分ほどだ また苛めが始まるかもという恐怖もあり私の足は重かった 寮を出ると 「日和、行くぞ。」 寮の前で黒滝翔治が待っていた 「えっ?」 「どこで狙われるか分かんねぇから一緒に登校しようと思ってな。それに俺達同じクラスだろ?」 私は黒滝翔治と同じクラスだ 「ほら、遅刻するぞ。」 私は黒滝翔治と登校した 校門を抜けて教室へ辿り着く 「とりあえず何もなかったな。」 まだ、入学したての生徒達は友達作りに励んでいたが私は苛めの後遺症か何もできず1人で過ごした 下校時間 結局、友達も作れないまま終わった 少し落ち込んで帰ろうとすると 「日和!帰ろうぜ。」 黒滝翔治に呼ばれた 少し教室がざわついた 「えっ、あの子、黒滝君と知り合いなの?」 「まさか、黒滝君の彼女?」 「私もまだ喋ってないのに~」 そんな会話がチラホラ聞こえたが黒滝翔治に急かされた為、急いで教室を出た
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