赤の試験

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ーー花村誠吾 「すまない……修介……」 俺は倒れていく修介に背を向けた 勝也に続いて修介までも俺は自分の手で斬ってしまった 家庭科室から出た直後に修介に襲われた 別物のゾンビと思っても気分は悪い 「キミはゾンビでも元友人に容赦ないね」 俺はその言葉に驚き、振り向いた 「北城先輩……」 「キミとはあまり接点はないけど、お互い知っているみたいね」 龍生は幼い頃に空手道場で一緒だったから接点はあった 俺は1つ上の綺麗な先輩としてしか知らない
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