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私の体は重力に逆らうことなく地面に吸い込まれるように落下していく
「フフフ、変な話ね。終わらせたいから死ぬ私、生き残ったが為に始まる彼等……どっちが正解なのかしらね」
そんな一人言を呟いているうちに地面はどんどん近づいてくる
不思議と怖さはない
試験で死んでも、本当に死ぬ訳ではない
「……本当に変な話ね、フフフ」
グシャリと果実を潰した音が頭に響き渡る
自分の体から血液が流れ出ていくのが分かる
徐々に体温が下がっていく感じがした
「フフフ、やっと終われる」
そう思うと笑いが込み上げてきた
私は意識が途絶える瞬間まで笑った
誰に聞こえるわけでもない
私の笑い声は無人の学校に轟いていた
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