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学校に到着すると、朝練に励む運動部の生徒達で賑わっていた
夏の大会に向けて、どの運動部も熱が入っている
「……良かった、皆生きてる」
俺は勝也の所属しているサッカー部が練習している第2グラウンドへ向かった
「あ、れ?」
そこにはサッカー部の姿はなく、野球部が朝練をしているだけだった
俺は野球部の中にクラスメイトの姿を見つけて声をかけた
「オッス、野球部だけか?サッカー部は朝練してないのか?」
俺の言葉にクラスメイトは一瞬、目を丸くさせ、次には笑い出した
「ハハッ、何言ってんだよ。弱小サッカー部が朝練なんかする訳ないだろう」
クラスメイトは笑いながら練習へと戻っていった
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