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あの人……
七海龍生に私は助けられた
1人で過ごす退屈な学校生活を変えてくれた
1年生の夏休み前、いつものように昼休みの時間は自分の席で過ごす
「あれでもしよっかな。」
私はスマホを鞄から取り出して最近ハマっているゲームを起動させた
私はゲームや漫画が好きな女子だ
どちらかと言えばオタクに入る
だから、1人で過ごすのも苦ではない
むしろ1人のほうが集中できる
「修ちゃん!ここ行き詰まってるんだけど教えてよ。」
隣りのクラスの七海龍生が教室に入ってきて、私の後ろの席の馬寺修介と喋り始めた
七海龍生はたまにこうやって馬寺修介と喋りに来る
「あれっ?君もそれやってるんだ?」
七海龍生が私のスマホの画面を覗きこんで話かけてきた
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