人の形をした赤いモノ

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普段から男子とほとんど話したことない私は言葉が出てこなかった 「あ、え、えっと……」 「あっ、ごめん!俺は七海龍生、隣りのクラスだけどヨロシク!」 七海君は笑顔で自己紹介してきた その後、馬寺君と七海君と3人でゲーム話で盛り上がった そのせいか、ゲーム好きな女子や男子からも話掛けられるようになり1人で過ごす休み時間は減っていった 友達は増えた 1人よりも楽しい時間も増えた あれがきっかけだったのかは分からないけど、私は助けられたと勝手に思っている 今の状況も助けてくれると勝手に期待をしている 困惑はしているが不思議と怖くはなかった
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